ワールドマスターゲームズってご存知ですか?

みなさん、ワールドマスターゲームズという大きな大会があるのはご存知でしょうか?

 

ワールドマスターゲームズとは、4年ごとに開催される中高年齢者のための世界規模の国際総合競技大会。原則30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの祭典です。

 

実は、2021年に関西でワールドマスターゲームズが開催されるんです。

 

ワールドマスターズゲームズはオリンピックにはない特徴として、競技資格や選抜基準がないということが挙げられます。

 

参加基準は競技によりことなりますが、基本的には、30歳以上といった年齢のみであり、原則登録すれば誰でも参加可能。

 

元プロ選手や元オリンピック選手も出場し、それぞれのスポーツキャリアを超えて、一般アスリートとトップアスリートが一緒に競技できる可能性があるという点で、オリンピックにはない特長があります。

 

 

いまから5年後、来たる関西ワールドマスターズゲームズ 2021を目標にしてスポーツの競技レベルを向上させてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

ちなみに、競技種目は2016年10月を目処に決定されるそうで、現在は以下が検討されているようです。

 

アーチェリー、 陸上競技、 バドミントン、 バスケットボール、 カヌー、 自転車、 ホッケー、 サッカー、 オリエンテーリング、 ボート、 射撃、 ソフトボール、 スカッシュ、 卓球、 トライアスロン、 ウエイトリフティング、 野球(硬式・軟式)、 ボウリング、 ダンス/エアロビック、 ゴルフ/グラウンド・ゴルフ/ゲートボール、 ハンドボール、 柔道、空手道、 ラグビーフットボール、 セーリング、 水泳、 テニス/ソフトテニス、 綱引、 バレーボール/ビーチバレーボール、テコンドー等

※競技(種目)については、2016年10月を目処に決定

 

 

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どっちがマイノリティ?

​若い頃、親や恩師から、3つの人間性を大切にしなさいと教わってきました。

  1. 仕事人
  2. 家庭人
  3. 地域人

なにもわからないまま、20代に働きだし、何年かして結婚し、子供が生まれ、一家を構えるといったライフイベントを経験していきながら、この3本柱の重要さが身に染みてよく分かってきています。

 

その中でも、とても難しいなと思うのが地域。

 

地域社会に生きていると、本来あるべき姿や考えだとおもうことが、マイノリティになってしまうことって、よくありませんか?

 

私は普段は都内で働いているので、地域社会にどっぷり浸かった生活をしているわけではありませんでした。

 

でも、子供ができて、子供が幼稚園や学校に通い、近所付き合いや、地域のサービスを利用する機会が増え、自分の住む地域との関わりが増えていきました。

 

すると、

 

「あれ?」

 

と思うことが会話の中で度々出てくるのです。

 

例えば、お店を出店しようとすると、その噂話がでる。

 

あそこのオーナーって・・・。

 

新しいスポーツ組織ができようとすれば、周りからの目。

 

なんだあいつら・・・。

 

子供が辞めて他のチームに移籍すると目の敵にされる。

 

〇〇が移籍したあのチームには絶対負けるな!

 

そこには地域社会特有の考え方や事情があるのだとおもいます。

 

長くその地域に住み、自分たちが作ってきた地域だからこそ、新参者に荒らされる感覚があるのかもしれませんね。それに、古くからの地域の功労者でもあるので、そういったプライドもあるのでしょう。

 

でも、新しいものを排除し、閉鎖的な世界を作ろうとしたって、周りの進歩・発展からは取り残されるだけ。

 

グローバル化はどんどん進んでいるし、情報が溢れ、地域間の情報格差は、埋める気になればある程度は埋められる時代。

 

流れは止まらないと思うのです。

 

良いものが生き残り、悪いものは淘汰される。

 

なぜなら、サービスを選ぶのは、地域を作り上げてきた古くからの事業者ではなく、いま地域に住んでいる人だから。

 

昔から住んでる人だけでなく、新しく地域に引っ越してきた人も、サービスを選ぶのです。

 

そうやっていいものが生まれ、残っていく。

 

それでいいんじゃないかと思うのです。

 

視野の広い人は、閉鎖的な地域に疑問をもち、外の世界に興味を持ちはじめ、そして気づいてしまうものです。

 

気づいた人は、他の街の良い飲食店に行って食事をし、他の街の良い美容室にいって髪を切り、他の街の良いスポーツチームに移籍します。

 

それは、この地域にないものを求める人たちが、この地域に住んでいるからです。

 

出る杭を打ちながら、結局は取り残された地域を作ってしまうのではなく、自ら切磋琢磨してよいサービスを提供し、よい地域を作っていくべきだと思うのです。

 

いまの子供たちにとって、住みやすい未来を作るのは、いまの地域住民である私たち自身だから。

 

オープンマインドがマイノリティである地域に発展なんてない。

 

昔からある団体も、新しい団体も、支援しながら、一緒になってよい地域を作っていけたらと思っています。

 

私たちのスポーツ団体支援活動に興味ある方はこちらをご覧ください。

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switch

自分のスイッチの探し方

先日、試合本番で力を発揮するためのメンタルコントロールについて、講習に参加してきました。

 

その講習会では、自分のプレーの質を上げるためのスイッチの探し方を学んできました。

 

その講習会で出された例はこうです。

 

ある選手が、サッカーの試合中、ほとんどの時間、自分の満足のいくプレーができませんでした。しかし、試合終盤の時間帯だけは、まあまあ満足いくプレーができました。
この選手が満足のいくプレーができた時と出来なかった時の違いを考えながら、この選手が切り替わるスイッチがどこにあるのかを探してみるという事でした。

 

  • その選手は、試合序盤にミスをしてから、ミスが怖くなって、その気持ちを引きずって、その後ほとんどの時間帯でうまくいかなかった。
  • しかし、終盤にチームメイトがミスをして失点をしたあとに、そのチームメイトのミスを取り返そうという意識に変わったあとの時間帯は、プレーもうまくいった。

 

講師の方によれば、この選手は、意識を自分ではなく周りの選手にもっていくことが、悪い状態からいい状態に切り替わるスイッチだということでした。

 

この例は、とてもシンプルな一例ですが、このような切り替えスイッチは、人によって様々だそうです。

 

ですので、一番大切なことは、自分がどのようなことを行うとよい状態になるのかを分析すること。

 

つまり、一言でいえば、

 

自分を知る

 

ということでした。

 

これは何もスポーツだけではなく、仕事や勉強に集中できないときも同じですよね。

 

私自身も、このところ、いまの自分を分析したり、自分の心理をコントロールする術を身に付けていくことを少し怠っていたように思います。
メンタルの講習会って、どれも抽象的でフワッとした内容が多く、あまりしっくりくることがなかったのですが、今の自分を見つめなおすきっかけにはなりました。

 

 

 

 

この講習会では、五郎丸選手やイチロー選手で話題のルーティーンのことなども話にでましたが、それはまた機会をみて書けたらと思います。

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sports

スポーツは苦しいもの?

日本では、軍事教育の中で、身体の鍛錬のためにスポーツが利用されていたせいか、「スポーツ=体育」と捉えられることが多いですね。

 

体育教育の中でスポーツが発展してきたわけですから、そう捉える人が多くても仕方ないと思います。
ですが、本来、スポーツと体育とはまったく別物の概念です。

 

スポーツの語源は、ラテン語のdeportare(デポラターレ)という言葉で、「仕事・生活などの日常から離れた自由な遊び」のこと。
命令・服従・体罰を伴う訓練の要素が入った「体育」とはまったく異った、「遊び」なのです。
このことについて、為末大さんが、いまのマラソンブームをもとに、分かりやすく語っていますので以下をご覧ください。

 

「ランニングブームも、最初は正直、ただのはやりだと思っていました。だから、すぐに終わっちゃうかなと思ったんですけど、終わらなかったですね。(ブームが続いている理由の)1つは、頑張ったり、勝たなくていいスポーツというのを、日本人が初めて経験したんじゃないかなと。こんなスポーツがあるんだ、というのを知ったんじゃないですかね。

遊びが本来のスポーツのあり方だと思うんですが、日本のスポーツはあまりにも部活動のような、必ず苦しくて、勝利を目指さないといけない、というスポーツから入っているんですよね。それってある意味、教育的体育みたいな世界かなと思っていて。そういう意味では、初めてスポーツの楽しさに触れたのが、ランニングブームなんじゃないかという気がするんです」

 

言われてみれば、いまの日本は、マラソンだけに限らず、サッカー・フットサル・野球・ソフトボール・バスケ・バレー・ゴルフ・ゲートボールなど、スポーツを楽しんでいる大人はすごく多いですよね。

 

一方で、子供のスポーツ現場はどうでしょうか?

 

子供自身がスポーツを楽しんでいるか、よりも大人が望む勝敗が優先され、子供への教育的指導という大義名分のもとに、暴言や罵倒を聞いたことがある人は多いですよね。

 

たしかに、楽しみながら行うスポーツを「レジャースポーツ」と捉えるとすると、もう一つの概念として「チャンピオンスポーツ」というものがあります。

 

スポーツは勝敗を競うという側面があり、この勝敗を競って上を目指すスポーツが「チャンピオンスポーツ」です。

 

ですが、勝敗を競うチャンピオンスポーツであっても、それはけっして「体育」ではありません。

 

スポーツはどこまで行っても遊び。スポーツの基本は「自主性・自発性」であり、やりたいからやるのがスポーツなのです。

 

2011年に施行されたスポーツ基本法には、

スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければならない。

とあり、全ての国民にはスポーツを楽しむ権利があると明記されています。

 

純粋に楽しむもよし、勝敗を目指すもよし、スポーツの楽しみ方も取り組み方も人それぞれであり、誰も強制することはできないのです。

 

我々大人は、ついつい自身の立場を利用して、子供に対して、スポーツへの関わり方を強制するようなことをしてしまいがちですが、反省しないといけないでしょう。

 

最後に、為末大さんのこのコメント。

「チャンピオンスポーツって、やっぱり参加した選手の中から選ばれた人たちが、ピラミッドの頂点まで行って。最初にそのスポーツに参加した人数の1パーセントに満たないような人たちが、生き残って戦っていく世界なんです。そういうスポーツも、もちろんあっていいと思うんですけど、チャンピオンを目指せる人なんて全体から見るとかなり少ない割合になってしまいます。

もうちょっと楽しむためのスポーツとか、健康のためのスポーツとか、コミュニケーションのためのスポーツとか、いろんなスポーツの形があってもいいんじゃないかな、という気がするんです」

 

大人も子供も、自分なりのスポーツへの取り組み方を見つけていきたいものですね。

 

インターアクションスポーツクラブでは、それぞれがスポーツを楽しめるよう、さまざまなスポーツの形を提案していければと思っています。

 

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身体の仕組みを理解することの重要性

 

イチロー選手は、稲葉氏の対談の中で、自分の身体を理解しながらプレーすること、トレーニングすることの大切さに触れています。

 

人体の動きを理解してプレーする。

これによってケガも減らせる。

たとえば、肩の力がはいってるよ、お前。リラックス、リラックス。

と言われても、ここだけやっても無理なんですよ。

これは僕の感覚ですよ。

膝の力を抜かないと無理なんですよ。

膝の力を抜くと肩の力も抜ける。

これものすごく大切なことです。

目に見える部分しか言えない人が多いんですよ。

 

youtubeに動画がありましたので、ご覧になってみてください。

 

 

選手にアドバイスするときも、「肩の力を抜いてリラックスしろ」なんて、よく言いがちですが、ハッとされられた方も多いのではないでしょうか?

 

 

私たちは、目白大学岩槻キャンパスで、専門家の下で、身体の構造を理解しながらストレッチをしたり、フットサルを行っている子供のプレー中の動作をみながら、身体の動きについてのアドバイスを受けたりしています。

 

私たちの活動に興味がある方は、ぜひ事前にお問い合わせの上、活動にもご参加を検討してみていただければ幸いです。

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東京オリンピックの競技場問題

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東京オリンピックの競技場問題といえば、新国立競技場の建設問題がパッと思いつきますが、実はほかにも問題があるのはご存知でしょうか?

 

それが神宮球場問題です。

 

オリンピック組織委員会は、2020年5月~11月までの7ヶ月間、機材置き場や観客らの待機場所として神宮球場を使用したいとしていますが、4月26日に神宮球場の使用団体は、「7ヶ月は長い」として、期間の短縮を求めました。

さらに、5月9日にはプロ野球の実行委員会が開かれ、12球団も借用期間の短縮を要望することで意見が一致。球界全体で神宮球場問題に対処していく姿勢を明確にしました。
でも、考えてみれば当然のことですよね。

 

プロ野球球団は、そもそも株式会社です。

 

ほぼ1シーズンの間、神宮球場が使えなくなれば、収益の柱である、広告収入と興行チケット収入減は確実となりますのでプロ野球球団としては死活問題なわけです。

 

球場に掲載された多くの看板は、年間の試合数などから算出された露出効果で金額が決まっているはずだから、神宮球場での試合がなくなれば、当然に広告収入は減少しますよね。

 

さらにチケット収入面でも影響がありそうです。年間シートはホームゲーム全試合が見られるもので、個人や企業が購入しています。特にアクセスの良い神宮球場の場合、企業が年間シートを購入し、取引先を招待したり、社員や家族が利用している割合が多いはずです。球場が変われば、当然、購入を控えるという企業も出てくるでしょう。

 

広告主も年間シート購入者も、球団からすれば最も大切な優良顧客であり、1回離れてしまったら、再び呼び戻すのは相当に難しくなりますから、球団の営業担当者にとっては頭が痛いところでしょう。

 

また、業務面でも、ホームゲームが別の球場での開催になれば、座席レイアウトも変更になりますし、チケットの席種や席数も変わるでしょう。当然価格面でも変更があるでしょう。ファンの人たちへの案内や印刷物など、変更点がたくさん出るはずで、シーズン開幕前の球団スタッフ側の準備は、多忙を極めることになるのではないでしょうか。

 

こうやって列挙していくと、まだまだ問題点が出てきそうですね。

 

とにかく球場使用者側にとっては、デメリットが余りに多すぎるなぁとおもいます。

 

また、東京オリンピックの競技種目に野球が復活すれば、競技会場として候補になる球場も同様の問題を抱えることになりますから、ヤクルト球団だけの課題ではなくなるんですよね。

 

しかも、競技会場として使用する場合には、オリンピック公式スポンサー以外の広告看板を外さなければならなくなりますから、東京近郊の球場は、いまのうちから対策をたてておかないといけないでしょう。

 

 

このように、東京オリンピック開催は、シーズンの日程問題や会場問題などで、スポーツ界全体に影響を及ぼしていきますので、早めに対策を立てて準備を進めていってほしいものです。

 

 

 

 

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小さなクラブが優勝した後の難しさ

今の世界のサッカーは、どの国のプロスポーツにも、オイルマネー、中国マネーがはびこり、金満クラブは、有力な選手をお金で買うことができますね。

 
なんというか、僕らが普段楽しんでいるスポーツの世界とは同じ世界とは思えない、全く異次元の世界ですよね。
 

小さい頃を知っている選手が、一生懸命にサッカーを頑張って、純粋にサッカーを追い求めても、その行く着く先にある最高峰の世界は、オイルマネーや中国マネーで染められた世界っていうのは、そこまで行くことができるのは、選ばれた一部の人だけとはいえ、少し虚しさすら感じますね。

 
 
でも、そう考えると、今回、プレミアムリーグで、レスターが優勝したのは、とても価値があるし、やっぱり奇跡です。
 
 

今季プレミアリーグの開幕前、ブックメーカーによる優勝オッズでは5000倍なんていう数字も大きく報道されていましたが、それくらいすごい奇跡的なことだったんです。

 
 

そして、レスターのような小さなクラブが、来シーズンも優勝するという確率はもっと低いとおもいます。
 
 
今後、チームを弱体化させる意味も含め、レスターには、強豪クラブ、金満クラブからたくさんのオファーが舞い込んでくるでしょう。、間違いなくヴァーディなどの若い選手には、巨額のオファーがくるでしょうし、それを阻止しようと、レスター側も好条件を提示するはずです。
 

(もちろん、高く売って、選手補強の資金にする可能性はありますが。)

 

レスターはもともと小さなクラブですから、優勝したことによって、選手年棒が吊りあがるのは確実ですので、チームの経営バランスは確実に崩れます。さらに、欧州CLに出場するので、選手層も厚くしなくてはなりません。このような理由から、チーム内部には、優勝はしなくていいっていうスタッフだっていてもおかしくないはずですし、実際に、プロスポーツクラブのスタッフの中には、そういう考えの人もいるものです。
 
 

小さなクラブの連覇が難しいのは、このような理由からなのです。

 
 
個人的には、レスターが戦力を落とさずに来期を迎えるのは難しいだろうし、仮にそこにうまくいったとしても、選手たちが高いモチベーションで来期をむかえることはとても難しいだろうなぁと予測しています。
 
 
レスターがどんな形で来季を迎えるか、いまから注目です。

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リオ五輪、大丈夫?

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リオデジャネイロ・オリンピックの開幕までいよいよあと3ヶ月を切りましたが、かなりたくさんの問題を抱えているようですね。

チケットの売れ行きが低迷(オリンピックのチケット販売は4月時点で50%、パラリンピックは12%)し、さらに、ジカウイルスの感染拡大や高い犯罪率、政治的な混乱などもあり、開催を危ぶむ声が多く出ています。
数年前までのブラジル国内の好景気の面影は全くない様子ですね。

そして、5月9日には、元サッカーブラジル代表の10番であるリバウド氏が、インスタグラムで、下記のような投稿をしたそうです。

 

リオ・デ・ジャネイロの犯罪者たちが、17歳の少女を殺した。

ここでの物事は、日に日に悪くなっている。私は、リオ五輪のためにブラジルへと行こうとしている全ての人々にアドバイスしたい。その国に残っていた方が良いと。

あなたは、ここで命を危険に晒すことになる。公立の病院の状況、あるいはブラジルの政治的な混乱を除いたとしてもだ。

我々ブラジルの状況を変化させられるのは、神様だけだ。

 

ブラジル国内が、未だ五輪ムードが高まらず、混乱が続いている状況を、ブラジルのスター選手が発信する事態。

 

先日、テレビでは、窃盗団と警察との銃撃戦に市民が巻き込まれている状況が報道され、リオデジャネイロの貧困街の騒然とした状況が映し出されていました。
選手団の安全はもちろんですが、他にも、東京オリンピック・パラリンピックの関係者は、打ち合わせや現地視察の話もあるでしょうし、もちろん、スポンサーや旅行会社やメディアの方々も現地に入ることになると思います。
噂では、日本の関係者が宿泊する場所は、貧困街を通過しなくてはならないとかいった噂も聞きます。
スーツなどを着ていたり、スマホやアクセサリー類を見せて歩けば、すぐに窃盗の餌食になってしまうので、高価なものは身につけず、髪の毛ボサボサ、無精ヒゲを蓄え、いかにも汚い格好で街を歩くようにした方が良いとのことです。

 

まずは、安全の確保を最優先してもらいたいものです。

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禁断の移籍?

香川真司選手が所属するボルシア・ドルトムントの主将でドイツ代表DFのマッツ・フンメルスが、バイエルンに移籍することが発表されました。

 

ドルトムントは2013年には、MFマリオ・ゲッツェ、2014年にはFWロベルト・レヴァンドフスキがバイエルンへ移籍しており、今回のフンメルスはそれに続く大型移籍。

 

ライバルクラブへの禁断の移籍といわれますが、もともとバイエルンの下部組織出身ですし、今回は、契約期間中で移籍金がしっかりドルトムントに支払われるはずですから、ドルトムントは、そのお金を使って選手補強ができますので、タブー視されるほどの移籍とは思えません。

 

実際、ライバルクラブの関係で、移籍金を発生させずに選手が移ってしまえば、道義的にもしこりが残ってしまうものですが、そのような例は、日本でもありました。

 

私が知っているところでは、大宮アルディージャから浦和レッズへの移籍などは、禁断の移籍と言われますが、特に移籍金を残さずに大宮アルディージャから浦和レッズに移籍してしまった青木卓也選手は、いまでもサポーターからも相当にブーイングを浴びています。

 

サポーターからすれば、心情的には「裏切られた」ということなのでしょう。

 

1人のサッカー選手としては、旬な時期に自分を高く評価してくれて年棒が上がるなら、移籍するというのは、当たり前の事だとは思いますが、サポーターあってのプロスポーツでもあり、難しいところですね。

 

このように、資本主義の競争原理がはたらいているスポーツ界においては、ライバルクラブから選手を引き抜くことで、相手クラブの弱体化を図るやりかたは、綺麗ではなくとも、実際に行われていることなんですね。

 
 
ちなみに、ジュニアサッカーでも、ライバルクラブに移籍する選手がいますが、プロスポーツではないので、多少事情は違うと思っています。

 
なぜなら、自分に合った環境でスポーツを楽しむのは当たり前の権利であり、ヨーロッパでは、試合に出られる環境に移籍するのは当たり前のこと。
 
 
選手を「取った」「取られた」なんていうのは、閉鎖的な考えの一部の大人が勝手に言っているだけであり、子供の移籍に禁断の移籍なんてないと思っています。

 
 
そういった考え方がマイノリティになってしまうのが地域社会の現実でもありますが、長いものに巻かれることなく、しっかりと自分の意見は主張していきたいと思っています。

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スポーツに潜むリスク(2)

前回、スポーツに潜むリスク(1)では、オリンピック選手の話を例に出して、ある競技で一番になるという、一つの価値観の中で生きてしまうことの危険性を書いてみました。

 

今回も、引き続き、スポーツのリスクを知ることの重要性を書いてみたいと思います。

 

 

以下の文章は、武井壮さんのツイートです。

 

それぞれのスポーツがどのレベルでどのくらいの収入が得られて、企業やプロの待遇やその後の生活をどんな選択肢で行えるか、なんで中学や高校、ましてや大学で教えないんだろう。。そんな事も知らずにスポーツに中高大の10年を費やす無計画はダメ。。アスリートはもっと知るべきだし大人も学ぶべき。。

 

そういった事を知ってはじめたスポーツや趣味なら、経済効果が低いと知っているからこそ、解決策を学ぼうとするし、セルフブランディングを模索する。そうやって教育と連携するのが学校スポーツの役割になるべきだと思う。運動部が寝転がるための教室じゃない、自分を守るために学び鍛えるのが学校だ。。

 

 

このツイートをみてもわかるとおり、スポーツに自分の人生をかけることは、実はとても経済効果が低いということを保護者も本人も、なるべく早いうちに理解すべきだということです。

 

 

 

2016年1月に第一生命保険が発表した「大人になったらなりたいもの」調査結果では、男子の1位は6年連続で「サッカー選手」(13.8%)という結果だったそうです。

 

子供たちの夢として人気のサッカ―選手ですが、いまの日本のプロサッカー界の経済的な実態は、かなり劣悪な環境であることを理解していなければいけないと思います。アイキャッチ画像を設定

 

現在、Jリーガーの平均年収は2500万円程度と言われていますが、それはごく一部のチームの話であって、経済力のないJ1チームやJ2、J3などは、本当に悲惨です。そして、実際に、月10万円程度の条件のJリーガーが私の身の回りにもいます。

 

大学を卒業するまでプロになると信じてきたものの、実際に大学四年生のときに、月10万円の条件を提示されたある選手は、自分の親に対して、

 

「3年だけやらせてほしい。それでダメだったら諦める」

 

といって、Jリーガーとなったそうです。

 

そして、その選手は、まだほとんど試合に出場できずにいます。

 

香川選手や本田選手のように、大成して、引退後も生活できるだけの経済力をもつ人は、本当に一握り。

 

本人も、保護者も、そして指導者も、選手が上を目指すことや、チームの勝敗に対して、盲目的になりすぎることなく、未来ある子供が、さまざまな選択肢の中から、自分の人生を選択できるように導いていかなければならないということですね。

 

繰り返しになりますが、

 

スポーツから何を得るか、何を学ぶか。

 

オリンピックが迫った今だからこそ、もっとスポーツの意義を深く理解していきたいものです。

 

 

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